鍵に関する仕事に携わっていたり、これから鍵を購入しようかと考えているような方であれば「サムターン」という鍵の部位の名称を耳にしたことがあると思います。もしそんな名称は知らないという人のために少しだけ説明をするとすれば、室内から鍵をかける時に捻るあのタブのようなものです。あの部位の正式名称がサムターンになります。さて、このサムターンという部位について、その語源を知っていますでしょうか?

まずサムターンは日本語ではなく英語であり、なおかつサムターンの語源は、英語をベースとしたその使用方法が由来となっています。これはどういうことかというと、ターンという言葉を日本語に訳すと回すという意味になりますので、鍵をかける時にサムターンを回す動作そのものが語源の一部になっていることが理解できるでしょう。ではターンの前についているサムとは何なのか?これは実は親指という意味なのです。サムターンを回す時にどの指を使うかイメージしてみてください。絶対に使用する指であるのが親指ですよね。つまり親指を使って回し、鍵をかけるもの、これがサムターンの語源なのです。一見すると語源などなさそうな単語ですが、こうやって解明してみると意外と簡単な語源であることがわかり面白いですよね。

サムターンと同じように、鍵にまつわる様々な部位には専門用語に見えて実は簡単な英語の組み合わせであるとか、その部位を使用する際の特徴がそのまま部位の名前になっているというケースが他にもあるかもしれません。鍵にまつわるちょっとした豆知識でしたが、サムターンは親指で回すからサムターンと認識するだけでかなり親近感が湧くように、他の部位についてもその語源を調べてみるなどしてみてはいかがでしょうか。そうすれば、今以上に鍵についての知識が深まるとともに、その知識を深めようとする動機付けや興味の向上にも繋がるかもしれませんので、お勧めしたいと思います。

Categories: 未分類